[日语原文阅读]政治:小沢元代表、来週にも野田首相と会談

野田総理と民主党の小沢元代表との会談が、輿石幹事長も交えて来週にも行われる見通しとなりました。一方、野田総理からは、残り１か月となった国会の会期延長を意識したとみられる発言も出ています。
「来週にも３者会談が行われるようにというよりも、総理と（小沢）元代表の会議へ私が立ち会うという形でできればと」（民主党・輿石東幹事長）
消費税増税法案をめぐって民主党内で対立が続く野田総理と小沢元代表の会談が、来週にも実現する見通しとなりました。
両者の仲介に意欲をみせる輿石幹事長が小沢氏と２２日に会談し、野田総理との会談を要請したところ、小沢氏は輿石氏を加えた３者での会談に応じる意向を示しました。輿石氏は、来週にも会談を実現すべく調整に乗り出しています。
「民主党が、しっかりと結束できるようにもっていってほしいなと」（民主党・一川保夫参院幹事長）
３者会談による局面の打開に期待する声が民主党内からあがります。会談に先立って輿石氏と連絡をとってきたある小沢グループの幹部は、野田総理がどういう妥協案を示せば小沢氏が納得するのか、探ってきました。
しかし、小沢氏はグループ内で「法案の細かい修正程度では妥協できない」という姿勢を示しているといいます。このため小沢氏の周辺からは、「会談が実現しても平行線のままだろう」という冷ややかな見方が聞こえます。
「小沢さんは全く譲る気はない 会っても決裂するだけだ」（小沢グループ幹部）
一方、輿石氏周辺によりますと、輿石氏は３者会談を何回か繰り返し、妥協点を探ることに意欲をみせています。
一方、野田総理は２２日の特別委員会でも今の国会での成立を期す、と強調する一方で・・・。
「日程がタイトであるということはひしひしと感じているが、私の立場で今、延長うんぬんということは妥当ではないと思う」（野田首相）
間接的な表現ながら、会期延長の必要性に触れました。こうした中、自民党内から小沢氏ら法案に反対する勢力をあぶり出すために、審議に協力してあえて早い時期に法案を採決させる、という案が浮上してきました。
「あと２週間やれば、採決の時期は来ますよね。これを逆に与党が引き延ばしていくようなことになったら、国民の皆さん方怒りますよ」（自民党・石原伸晃幹事長）
ある自民党幹部は、「来月１０日の週の採決もあり得る」との見通しを示しましたが、中堅・若手議員からは「増税の片棒を担がされるだけだ」という反発も出そうです。（22日16:49）

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